成長中の子供は大人に比べて視力が悪くなりやすい!?
私たちが子どもの頃と比べると子どもを取り巻く環境は大きく変わりました。
ここ10年で大きく進化したものといえば携帯電話やパソコンではないでしょうか?便利になった反面、子どもたちも携帯電話の小さな画面にかじりついているのを電車内や公共の場でよく目にしますね。
文部科学省の調べによると「眼鏡などで強制していない視力(裸眼視力)1.0に満たない子ども」の数が急増しているというのです!
昭和54年と平成24年を比べると結果は以下のようになっています。
幼稚園児は12%
小学生は13%
中学生は19%
高校生は17%
と現代の子どもの視力は確実に悪くなっているとしかいいようのない状態なのです!
特に第2次成長期といわれる中高生の視力の低下は深刻です。
私たちが一般に「目が悪くなった」という時、私たちの目にはいったいどんな問題が起きているのでしょうか?
目の構造はよくカメラに例えられます。
水晶体はレンズ、網膜はフィルム、光彩(毛様体)は絞りなどに例えることができます。
水晶体を通して入ってきた映像は毛様体が水晶体を調節し、網膜にうまくピントを合わせることで私たちはみはっきりとものをとらえることるができます。
近くを見るときと、遠くを見るときでは水晶体の形が変わるのです。
近くがハッキリ見えているとき、遠くを見たとします。そのとき水晶体の形が適切に変わってくれなければ、遠くの映像はぼやけてハッキリとは見えないのです。
ずーっと近くにある同じ画面を見続けていると、目はそのピントになれてしまい、遠くを見たときにピントが合わなくなってしまいます。
言い換えると、携帯の画面をずーっと長時間見続けていると、近くのものにはピントはあっても遠くを見たときぼやけてしまうのです。
現代の子どもが視力が落ちている原因は「同じ画面やものを見続ける習慣」なのです!
現代の子どもは幼少期から集中して一つのものを見続ける環境に慣れてしまっているため、近視になる割合が増えているのです。
さらに!子どもは大人よりも、記憶力がよかったり、物覚えがいいですよね!?これは体も脳も成長をしているためです。近くを見続ける生活を続けていれば、その生活に慣れてしまい視力が落ちてしまうのです。
眼鏡やコンタクトを使用すれば視力を強制することは簡単にできますが、視力回復トレーニングというものがあるのをご存知ですか?
眼鏡やコンタクトのように即効性はありませんが、目の働きを鍛え、根本から視力を改善することが実現する可能性があるのです。
先ほども述べましたが子どもは大人よりも環境に適応する能力が高いため、視力が回復するのが早い傾向があります。
将来のある子どもにはきれいな景色を美しい世界をたくさん見せてあげたいと思いませんか?
レンズを通した景色より、裸眼で見る景色の方がきれいかもしれません。
子どもの視界、大人が真剣に考えてあげませんか?