努力で視力を落とさない

毎日の生活で視力を落とさずに維持する方法を備忘録として記録します。

市販のサプリメントは視力アップに本当に効果があるのか?

最近はドラッグストア等にいけば健康食品コーナーが必ずと言っていいほど設置されていて、健康維持から肥満予防、頻尿トラブルを改善させるものまでさまざまです。どれを選んで良いか迷ってしまう人も少なくないのではないでしょうか?

「●●の成分は□□に効果がある」

こんなことが書かれている張り紙、チラシを目にしたことがあるかもしれませんが今回は「ドライアイや眼精疲労」などに効果のあるとされる栄養素を種類別に解説したいと思います。

アントシアニン

みなさんおなじみのブルーベリーなどに多く含まれる成分です。植物が日光の有害な光から自身を守るために蓄える成分がアントシアニンです。
なので日本で採れるブルーベリーよりも白夜などがあり日光の照射時間が長い北欧などで採れるブルーベリーのほうがアントシアニンは多く採れるといわれています。

網膜にあるロドプシンという成分がものを見る時に重要な働きをしますが、アントシアニンはこのロドプシンの働きをサポートします。そのため目が疲れにくくなります。
アントシアニンの働きは24時間しかもたないといわれているため、継続的な摂取が必須です。

ビタミンA

緑黄色野菜や卵、レバーなどに多く含まれるビタミンAは網膜の健康維持に働き、暗い場所での視覚に重要な役割を果たします。

また、ドライアイで傷ついた角膜に改善させる効果も期待されています。

ビタミンB1

ピントを調節する毛様体という筋肉の疲労に効果があります。

ビタミンB1は視神経と脳のつながりをサポートします。よってビタミンB1が欠乏すると視力悪化の原因になります。

この他、加齢黄斑変性に期待されるルテインや、水晶体の透明度を保つといわれるビタミンCなどがありますが、普段の生活での疲れ目に効果を発揮する栄養素について記載させていただきました。

「量を多く摂れば摂るだけ目が良くなる」と思いがちですがそうとも限りません。

それどころか妊娠中の女性はビタミンAを多量に摂取し続けるとおなかの子どもに影響が出る可能性があります。

健康食品は大量のビタミンやアントシアニンを簡単に摂取できますが、普段の食生活と日々の生活を改善し、よく見える生活を目指しましょう。